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傷害起きやすい成長期、コーチも知識を身につけて(3)

ケガはどんなものがありますか?


 一番多いのはひざです。何と言っても多いのは靭帯損傷なんですよ。特にひざには四つの靭帯がありますが、それがある力が加わった場合、内側の靭帯が伸びながらねじれてしまうなど損傷を起こしてしまう。一番多いのは内側と前の靭帯です。
 次に多いのが足首のケガ、外くるぶしの骨折とか、有名なのはブーツトップレベル骨折です。これは靴が硬くなり深くなって増えたんですよ。昔のように軟らかい皮製でぐらぐらするような時は、スキー骨折というとくるぶしの骨折のことを言ったものです。最近はこれが減って向こうずねの上部のブーツトップレベルの骨折が増えています。

各地にジャンプ台が出来て子供たちが
ジャンプをする機会も増えると思いますが


 地元の中学生とか高校生、一般の人もうまい選手はケガが少ないんですよ。ところが大学に入って初めてジャンプをするような人も来る。それがケガが多いんですよ。アプローチで転んじゃったり、ジャンプ台というのは落差に伴って急ですし、最後にクニックといって曲がったところがありますが、ここでみんな持ちこたえられないんですよ。ジャンプをやる以上は足腰をちゃんと鍛えてくること。もちろん一流の選手でも転倒して骨折したりすることもありますよ。ジャンプのケガで多いのはアルペンなんかと違って肩とか頭とかです。しかし、最近人工ジャンプ台が出来て指のケガも結構多いので、夏でも手袋をするなど注意も必要です。


スキーの効果というようなものは?

 スポーツというのは精神力が大事でしょうね。スポーツをやりながら上下の関係をうまくやって行くとか、そういう精神力を鍛えるということです。スポーツをやるからには心身共に鍛えることがポイントですよね。大事なことはコーチと選手と学校の先生とドクターとが一環とならないとケガとか傷害はなくならないですよね。
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