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傷害起きやすい成長期、コーチも知識を身につけて(1)

初心者を含めてスキーをする時の一般的な注意事項は?


 統計によると初心者にケガが多いんです。スキーのケガの半数以上は転倒によって起こります。初心者は転倒する率が高いから、早く基本を身につけることです。
 スキーというのは、フィーリングとバランスのスポーツです。
 ですから、ある程度足腰の筋肉を鍛えておかないと体がもたない。小学生とか子供のときから滑っている方は、体が覚えてしまうから割といいんです。けれど、成人になってから始める方は、基本的体力をある程度つくらないともたないんですよ。例えば斜面で頑張らなくてはいけないところで、筋力がないために転倒、ケガをすることもあります。
 雪質の問題では湿雪といって湿度のある雪の時はひどいケガが多いですね。ねじったら骨折したりするケガが多い。アイスバーンになってきますと打撲とか切り傷が増えてきます。
 それから時間帯。午前中でいいますと11時半あたりにケガが多い。午後になると3時から3時半ぐらいがピーク。結局疲れが出てくるんですね。9時頃から滑り始めて2時間半、午後1時頃から始めて2時間半、雪質が変わるのもこの時期なんです。特にピークは午後3時半になります。急に斜面が凍ってきたりして自己能力を超えたスピードが出てしまう。

 道具のこともありますね。初心者の場合、ビンディングなどイイものを使うこと。性能のいいものだと「ケガ応力」に至らない段階で解放してしまうのです。その人の技術とか体力とか筋力に調整できるビンディングを着けてほしい。
 スキーも能力にあったスキーを選んでほしい。スキーというのは短いほど操作しやすいから、初心者はある程度短めの方が乗りやすいんですよ。
 服装なんかも大事。あんまり格好ばかり良くてツルツルしているものは流された時に滑ってしまう。手袋をちゃんとしないと手を切るとか、帽子をかぶっていないと頭にケガをするとか、いろいろありますのでそんなことも注意してほしい。
 最近目立って多いのはゲレンデが込んでいる時、衝突事故があるんです。オフセットエッジの付いた競技用のスキーを履いている初心者が多く、それが転んでいてそこに人が突っ込んでく来る。斜面に立っていて上から滑ってきた人がぶつかるというようなケガが多いんですがね。
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